【遊戯王】ネオス・フュージョン採用!60枚ネオス帝の構築と解説

こんにちは。今回は10月13日発売のサベージ・ストライクで収録された《ネオス・フュージョン》などネオス関連のカードを採用した帝デッキの紹介です。

 

デッキレシピ

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概要

リミットレギュレーションが変わり、ポテンシャルを秘めたカードがリリースしていく中で環境はあまり変わらず正直マンネリしていました。

新弾情報でネオス関連のカードが判明してから環境向けに構築していこうとネオスデッキを組んでみましたが採用のリスクが高いものが多く困難を極めました。

ですが今回は帝デッキにギミックとして組み込む事で様々な場面で応用させながら安定した構築へと近づける事ができました。

環境上位に食い込むにはまだまだ練りこむ必要があるものの、アイディアの1つとして投下しようと思い記事にしてみました。

ネオス関連の新規収録

ネオス関連カードの収録でネオスデッキは安定した戦い方ができるようになりました。

あらゆる場所から融合可能な《ネオス・フュージョン》が収録され、コンタクト融合も含めて1枚でネオスの融合体を呼び出す事ができるからです。

2体のみの融合指定やネオスフュージョン発動後の特殊召喚禁止の制約があるもののブレイヴネオスの効果で後続を確保していけるため構築次第で安定化を図れます。

今回帝デッキにギミックとして組み込んだ結果、どのように応用できるようになったかは後述させていただきます。

 

ネオス・フュージョンの応用法~やってる事はマスマティシャン~

ネオスフュージョンには《E・HERO ネオス》を含めた2体のみの素材での融合と発動後の特殊召喚を禁止する制約があります。

これらの制約をかいくぐりながらいかにして応用するかを紹介します。

その前に採用したネオス関連のカードを軽く解説していきます。

採用カード

《ネオス・フュージョン

手札・フィールド・デッキからネオスを含めた2体のみを墓地へ送りネオスを素材とする融合モンスターを特殊召喚、そのターン中は以降の特殊召喚を禁止するカードです。

ほとんどどこからでもカードを落とせるという性質を使い墓地利用ができるため、墓地に置いておく事で効果を発揮するモンスターを採用する事ができます。

また、1ターンに1度しか発動できないため、1度に何枚も墓地に送れない事に注意しましょう。

 

E・HERO ブレイヴ・ネオス》

融合素材はネオス及びレベル4以下の効果モンスターと、非ネオス側の素材が非常に緩いです。

ネオスフュージョンを使う事で召喚権を使わない《マスマティシャン》や下級限定の《おろかな埋葬》になりながらモンスター1体を特殊召喚できると考えるだけでもブレイヴとフュージョン両方のポテンシャルの高さが伺えます。

また、墓地のHERO及びNの数×100ポイントの上昇効果と相手モンスターの破壊時にネオスの名前がある魔法・罠カードをサーチできる効果があり、戦闘をする事でアドバンテージを得る事ができるモンスターです。

このサーチ効果でミラクルコンタクトをサーチすればネオスフュージョンで墓地に送ったネオスと素材を戻してまた融合する事ができるため、絶やさず盤面を維持できます。

 

《ミラクル・コンタクト》

手札・フィールド・墓地からネオスを融合素材とするモンスターをデッキに戻してネオスの融合体を特殊召喚できるカードです。

モンスターを再利用するという点で優れたカードであり、ネオスが1枚しか入っていなくてもこのカードとネオスフュージョンの2枚でネオス融合体を絶えず召喚していけます。

事故率を考えネオスを最低限の枚数に抑える場合はこのカードを1枚は採用していないと2枚目以降のネオスフュージョンが使用できなくなります。

ネオスフュージョンの応用法

デッキから落としたいカードは主に《グローアップ・ブルーム》《天帝従騎イデア》《冥帝従騎エイドス》の3枚です。

ブルームは墓地に送る事でデッキから上級のアンデット族を手札に加える効果があるため《冥帝エレボス》をサーチする事ができます。

イデアは先に《汎神の帝王》を除外していた場合に手札に加える事で手札交換を行う事ができます。

エイドスはイデアが墓地に存在する状況なら次のターンからイデアを蘇生しながらその後のアドバンス召喚に繋げる事ができます。

 

1番に落としたいのはグローアップブルームで、ネオスフュージョンを発動するだけでエレボスが手札に加わるためアドバンス召喚に困る事がほとんどなくなります。

ですがネオスフュージョン1枚だけでは召喚はできないため、《真帝王領域》やエイドスを使ってアドバンス召喚をサポートする必要があります。

また、マッチを考慮に入れるならサイドデッキの《シャドール・ドラゴン》を墓地に送って相手の伏せを破壊したり、《超電磁タートル》などの攻撃無効のカードを入れて使用してみるのも有りだと思います。

ネオス・コネクターの展開

呼べるNがアクアドルフィンしかおらずネオス融合体がブレイヴネオスしかないためこのカードの投入価値が一見無さそうにも見えますが、このカードを使った展開方法もあるため記載しておきます。

  1. 《ネオス・コネクター》召喚。効果でアクアドルフィンかネオスを特殊召喚
  2. ネクターと出したモンスターの2体で《聖騎士の追想ゾルデ》をリンク召喚。
  3. ゾルデの効果で《帝王の再臨》を落としてイデア特殊召喚
  4. イデアの効果でエイドスを特殊召喚

 ここまで展開するとアドバンス召喚が行えます。イデアのカサ増しになるのと同時にイデア+エイドス以上の展開ができるので、クライスで残りのカードを破壊しながらドローしたり、返しのリンク素材や打点の確保にもできます。

その他採用カード

《烈風帝ライザー

フィールドと墓地のカードをデッキトップに戻す効果です。相手の《閃刀姫ーレイ》「オルターガイスト」カードを墓地から取り除いたり《開岩の帝王》と併せてタイミングを逃した相手の魔法・罠をトップへ置いておきフィールド・テンポアドバンテージを獲得します。

鳳凰神の羽根のようにネオスをトップに置いてネオスフュージョンのために再利用したり追加効果では自分のライザーを手札に戻して再度召喚するといった使い道もあります。

 

《爆炎帝テスタロス

相手の手札を見た状態でカードを墓地に送り追加ダメージを与える効果があります。

4枚目のエレボスといった運用に近く、特に先攻1ターン目では相手の勢いを弱めるカードパワーがあります。

このピーピングハンデスを行うと連撃の帝王やアイテールを持っている時にどのタイミングで発動すればいいかが分かりやすくなるため、アクアドルフィン同様にゲームメイクする段階においては頼もしい存在です。

 

ダンディライオン

ケルビーニで落とす筆頭です。トークンをリンクリボー→《セキュア・ガードナー》と展開しケルビーニと残りのトークンでゴブリンを出す事で手札を入れ替えながら召喚を2回行えるようになります。

また2ターン目以降でも除去を兼ねたリンク展開を行う際にも必要とする事が多いです(トロイメアのコストで捨てながら展開するなど)

 

《N・アクア・ドルフィン》

発動タイミングを待っている手札誘発モンスターやギミックとなる低打点カードをハンデスできます。

炎帝テスタロスと同様に手札を見て選べるため手札除去の性能としてはとても高く相手のテンポロスを狙えるポテンシャルを秘めています。

今回は採用していませんがアクアネオスを採用して更にハンデスを狙いに行くのも有りかもしれません。

 

《グローアップ・バルブ》

このカード1枚でハリファイバーを呼び、ハリファイバーでブルームを呼んでリンクリボーを出せばエレボスをサーチできます。

ワンフォーワンでこのカードを出していたり連撃の帝王を持っていたりすればエレボスを出せる条件が揃います。

また、返しのリンク展開でも活躍できるため採用してみました。

 

《グローアップ・ブルーム》

アドバンス召喚を行えるようにネオスフュージョンで墓地に送る1枚であり、効果でエレボスをサーチできます。

効果使用後はアンデット族以外の特殊召喚が行えませんがネオスフュージョンと制約が被る上、帝ギミックとの喧嘩も起こりません。

最後に

とてもざっくりと書きましたが、実はカウンターを沢山用意できるデッキとは相性が良くないです。

中でもCSでも上位に位置しているオルターガイストに対してどれだけ勝ちに持っていけるかが(環境デッキと呼べるレベルになるだけの)課題になると思います。

攻め手を沢山用意して相手のリソースを消費させ、徐々に自分側に有利を運ぶゲームにしていく必要があると考えています。

帝のギミックにできるカード群はどう回してもシナジーでヘヴン状態になれるためオススメです。読んでいただきありがとうございました。

 

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