こんにちは。今回は《神聖魔皇后セレーネ》を採用したエンディミオンデッキについて紹介します。
デッキレシピ
概要
11月23日に発売されるリンクヴレインズパックで《神聖魔皇后セレーネ》が収録されたことにより、エンディミオンデッキでは様々な運用ができるようになりました。
リンク3/光属性/魔法使い族/ATK1850
セレーネの解説
まず、リンク素材は魔法使いを1体でも含めれば残りはリンク2のモンスターを素材にしておくことで手軽にリンク召喚できます。
一番やりやすい方法は「エレクトラム+アストログラフ」の組み合わせではないでしょうか。
そしてセレーネの効果ですが、
①の効果はPカードの数も参照するため、予めPカードを発動しておくことでカウンターの数を増やすことができます。
②の効果はPゾーンのエンディミオンカードも参照するため、モンスターゾーンにエンディミオンを出せなかった場合はPカードとしてエンディミオンPモンスターを発動しておくと戦闘で破壊されずに済みます。
③の効果がこのカードの最も強力な効果で、相手のメインフェイズでも魔法使い族を特殊召喚することができます。というのも、効果を無効にして~などの制約はなく、出せばそのモンスターの効果が使えるからです。
③の効果を使いやすくするのに適している方法はX召喚で素材を墓地に予め置いておくことです。
例えば、《創聖魔導王エンディミオン》+《エンプレス・オブ・エンディミオン》で《オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン》をX召喚し、さらに他のモンスターと併せてリンク召喚の素材にすればアブソリュートのX素材は墓地に行くためセレーネの効果を無駄なく使うことができます。
このX召喚の場合だと、「魔法罠の無効」か「相手のカードのバウンス」の二択を取ることができるので(《オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン》が出るのもあり)妨害数が増えることになります。
あとは単純に手札から魔法使いを出してリンク数を稼ぐ、魔力カウンターのタンクとしての役割も果たせるのでこのカードのリンク召喚自体が無駄に終わることはほとんどありません。リンクマーカーの向きも非常に有能です。
先述の展開方法で《I:Pマスカレーナ》を置きやすくなったため、セレーネの真下に《トロイメア・ケルベロス》をリンク召喚して破壊から守りつつ特殊召喚モンスターを破壊したり、《破械雙王神ライゴウ》にして《魔導獣キングジャッカル》や創聖、ボルテックスでの無効破壊をトリガーにフィールドを荒らしたりなどの応用もできます。
最後に
今回は短い記事ですが展開方法や採用理由などの質問などがありましたら改めて記事にしたいと思います。
理想はP召喚前に下級エンディミオンPモンスターや魔導獣で展開してセレーネを出した後にP召喚して盤面を固めていくことです。
あと、デュエリストパックで収録される《マジシャンズ・ソウルズ》も1枚だけ入れてみました。
リンク数を稼ぎながらいらない魔法カードを墓地に送れるためあまり無駄にならないカードだなと思いました。
ただ必須というスペックでもなく、被っても良いことは無いので1枚のみです。
それでは。